GoGo婚活

理想のパートナーと一緒に暮らす日を夢見て

隣に居るからね

彼が腰痛でしばらく家に滞在していた時、私は彼の前で大泣きしたことがある。


結婚している時も、離婚してからも、夫や彼氏がいても、ずっと私は一人ぼっちだった。いつも明るく元気に振舞う私は、どんな時でも大丈夫な人と周囲から思われ、それはストレスで肺炎や胃潰瘍になった時でさえ、同僚や上司から病気のキャラじゃないと言われ、痛いのを我慢して笑って「そうてすよね〜」と軽く流すふりをして、ベットの上で不安な気持ちを抱え泣いていた。


「辛い時は辛い、嬉しい時は嬉しいと言ってくれていいんだよ。隣に居るからね。」

彼にそう言われ、ずっと誰かに横にいて欲しかったと54歳の私が大泣きしたのだった。いくつになっても誰かに支えて欲しいし、よりかかりたい気持ちはあるものだったりする。